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afternoon tea *sou*

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2006年 07月 19日

The land of dreams

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雨に打たれながらも

朝だけ見ることができる夢の国

それは儚くて 美しい夢物語

不思議なおとぎの島で夢うつつ









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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

それは、突然ある朝起こった。

起きてあくびをしようと思ったら、「口が開かない」!!

「えっ??なにっ??」
そういえば、一昨日前から右の顎の辺りに鈍痛があったけど・・・。
その朝も耳の辺りから、顎にかけて痛みがある。
それは、段々増してきて、どこがいちばん痛いのか分からなくなるくらい周辺全体が痛んだ。
モチロン、朝食など摂れない。
仕方なく総合病院へ行くことにした。

けど、何科へ行けばいいのか分からず、恥ずかしながら受け付けの方に診療科を聞いてみる。
すると、婦長さんっぽい方が来て、
「どこが痛いの?腫れてはいないわねぇ。歯は痛くない?」とのこと。
そういえば、一週間程前に歯医者さんでスケーリングして頂いたときに、と~っても、念入りにやってくださったのか長い時間口を開けていて、特に下の前歯だったので顎が疲れるなぁっと、思ってたんだよねぇ。家に帰ってきて、吐いちゃったくらいだし・・・。
って、ことを伝えたら、看護師さん曰く・・・
「今日は、ホントは手術日で予約の人だけ診察なのだけれど、口腔外科で一番に先生に診てもらうように伝えてあげる」とのこと。
その時点で、右半分の顔や後頭部が痛くて、藁をもすがる気持ちでお願いすることにした。

名前を呼ばれてフラフラしながら診察台へ。
筋肉質の先生は、「どこが痛みますか?口を開けてみてください。」と仰る。
開けられない口で、辛い痛みを訴える私。

先生:「では、一番痛いところを指一本で指してみて下さい」と言う。
わたし:「・・・・・・・んんっ?」分からないくらい、全体が痛む。
「それでは、とりあえず、レントゲンを撮って来て」とのこと。
場所を看護師さんに促されて放射線科へ行く。

重い足を引きずるようにして受付表をそこへ提出する・・・・・・すると・・・・・・・。
「○○ぴょんだぁ~!」っと、小声で言いながら笑ってる事務員さん。

「え”っ?誰?」(注:この時点で痛みはピークに達しているので集中力欠如状態)
すると彼女は、「わたしよ。わたし。旧姓○○よ。」だって。
ひぇ~~~~~っ。
実に約20年ぶりの再会である。
彼女は、高校時代のクラスメートだった。

ここの病院には、内務事務や看護師さんに同級生が結構いるのだけれど、彼女がいるのはここ1年くらいらしい。
こんな時に会えて嬉しいのと痛くて悲しいのとで複雑なんだけれど、彼女は何やらクスクスしてる。
わたしは、口が開けられないので笑うこともままならず、あえなくしぶしぶレントゲン室へ。
こういう悲惨な状態のあまり人に見られたくない姿を呈しながらも、彼女の「お大事に!」の言葉に、ようやく作る笑顔。(多分引きつってたと思う)

写真を持って診察室へ戻る。
再び診察していただくと、何やら私の頭蓋骨を支える顎の骨は実に細いらしく、例えば腰痛持ちの人がいるように、私は顎の骨が弱いらしく、普通なら耐えられる歯科治療もきついらしいのだ。
ボ~~~ッと、先生の写真を見ながらの説明を聞いていると、「この口が開かない状態がしばらく続くようであれば、注射などのアプローチもしていく」云々・・・。

「え”~~~~~っ?顎に注射???」一辺に目が覚めた気がした。(ビツクリ
その時点で副作用の強いお薬もなんのその、消炎剤でナントカせねばと心に誓う私。
アンメルツみたいな塗り薬も塗る覚悟で病院を後にした。

あれから一週間。口が指2本程入るくらい開いてきた。
痛みはまだあるもののもう一週間消炎剤で様子をみて、痛みが治まったら、翌週にはある一定の力を顎に加えて、本来のところまで口が開けられるようにするらしい。
それを拒むとこれ以上口が開かなくなるんだって・・・。

今もこれを書きながら口をソ~っと開けてみる・・・・。


































「注射」だけは、勘弁してほしいなぁ~~~~~。グスンッ!!!!!

by southern21 | 2006-07-19 23:15 | FLOWER


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